平成30年7月豪雨(西日本豪雨)で災害支援に携わるなかで、知り合った人たちを少しでも応援したい。
一般社団法人はれとこの活動はそんな想いから始まりました。
そして、活動開始から数年が経った今。
Webメディアを使って彼らの想いや苦労、目指す未来を、地域の人たちや地域の外へと届けることで、微力ながら応援につながっている。
ようやく、そう実感できるところまできました。
そして......
私たちは、自分たちの住む街に誇りを持てる、好きになれるようにと、観光・グルメ・イベント・福祉・市民活動など、地域に関わるあらゆる情報をWebメディアに記録・公開した上で発信しています。
中でも一貫してこだわっているのは、以下の3点です。
「地域のために何かをしたい」との想いがあっても、実際の行動に至るには大きな壁を感じる人が多いことを、Webメディアの運営を通じて感じました。
このため、「地域のための活動」の第一歩として「地域の情報発信」という手段を提案し、情報発信をするための知識やスキルを習得するための取り組みを2020年から行っています。
おかげさまで、高梁川流域ライター塾は5年間で500人を超える方にご参加いただきました。
そして、同じ想いで活動する情報発信者(私たちは「市民ライター」と定義しています)は、全国で50名以上になりました。
今後も市民レポーター教室・高梁川流域ライター塾を続けることで、もっと「地域を応援する仲間」を増やしていきたいと思っています。
私たちがこだわっている情報発信は、
自分たちの住む地域の良いと思うもの・伝えたい情報は、自分たちで取材して発信していく
ことです。
市民ライターは「仕事」として責任をもって取材すると同時に、想いを持って活動しています。
取材先はお客様ではなく、地域を支える「仲間」です。
このため、私たちが運営するWebメディアを「地域コミュニティWebメディア」と称し、地域住民の力で自立した運営ができることを目指しています。
ー 地域のための活動だから、ボランティア(無償)で活動 ー
地域活動ではよくある事例です。
ただ、私たちはライターに継続的に活動してもらうため、報酬をお支払いすることにしています。
しかし、取材先からは掲載料をいただいていません。
「掲載料も取らず、ライターには報酬を払って、どうやって運営しているのか?メディア運営はそんなに儲かるのか?」
何度も受けた質問です。
メディア運営は儲かる仕事ではありません。
このため、私たちはホームページ制作などの収益事業をなるべく多くこなし、儲からないメディア事業に利益を投入して、Webメディアを5年以上「ちゃんと」継続してきました。
「ちゃんと」というのは、設立当時のコンセプトの1つである、地域のために立ち上げたメディアだから、地域の人が嫌な思いをするような発信はやめようというものをブレずに続けることです。
具体例の一つとしては、まとめ記事などの形で比較・ランキング付けをする記事、脚色をした記事を書かないというものでした。
その甲斐あってか、地域の皆さんから感謝の言葉をいただくことも増えました。しかし、活動限界も近づいています。
メディア運営には多くのお金がかかります。
現在は最低限の資金で運営していますが、それでも「年間500万円」程度の資金が必要です。
「広告記事を書いて収益を増やせばよい」
という意見もあるかと思います。
しかし、私たちは「ここの取材をお願いします」など編集部からの指示ではなく、市民ライターの「このお店を紹介したい」「この活動を深く知りたい・伝えたい」という主観を重視して取材をしています。
今までは「努力」で何とか耐え抜きました。しかし、50人以上が関わる活動になった今、限界を迎えています。
メディア運営は関わる人が増えれば負担が増えます。それは、収益事業を行う余裕がなくなることを意味します。
同時に、私たちはこの活動以外のところで、自分と家族の生活を守らないといけません。もう無理はできないんです。
2024年11月の設立5周年を機に、「延ばす」のではなく「維持」するための活動に切り替えました。
同時に、断固たる決意ができました。
倉敷とことこ・備後とことこは絶対に潰さないし、事業売却もしない
私たちの活動に共感し協力いただいている、市民ライターさんのためにも、活動プラットフォームだけは守ります。
5年以上の活動を通じて、Webメディア運営と市民ライターの育成をセットで実施する団体は、珍しいことを知りました。
「珍しい」と言えば聞こえはよいですが、実際は多くの先人たちがチャレンジしても成功できなかっただけでしょう。苦難の道ですが、5年続いたなら10年続くことを目指そうと思います
継続することで、同じような志を持つ仲間に、「先行事例」として道を示すことができます。それだけでも価値はあると思うのです。
このようなメディアが私たちの考える「真の地域コミュニティWebメディア」です。この夢を実現するために、これからも活動を継続します。
私たちの夢を応援していただけないでしょうか。
あなたのご支援をお待ちしています。
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一般社団法人はれとこは、Webメディアなど情報通信技術(ICT)を通じて、地域・人・組織の魅力を愛を持って発信し、地域の発展に寄与することを目的に活動しています。
わたしたちが目指す情報発信は、「もの」ではなく「人」に焦点をあて、自分たちが良い・残したいと思うものを、自分たちで伝えていくことです。
平時は観光・グルメなどの地域情報を発信しながら、災害など緊急時は生活・支援情報も提供できるようなメディアを目指しています。
法人名 |
一般社団法人はれとこ |
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設立日 |
2019年11月7日 |
住所 |
|
電話番号 |
080-7494-3220 |
メールアドレス |
contact@haretoco.or.jp |
ホームページ |
https://haretoco.or.jp/ |
主な事業 |
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代表理事 |
戸井 健吾 |
副代表理事 |
岡本 康史 西山 博行 |
理事 |
後藤 寛人 森田 美紀 池上 慶行 杉原 佑友太 佐藤千幸 小溝朱里 |
監事 |
坂ノ上 博史 中原 牧人 |
法人運営情報 |
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